みなさんこんにちは!美琴です✨
今回はインド原産の美しいクワガタ、ブルマイスターツヤクワガタの幼虫飼育について少し解説します!!
色彩も綺麗で、大きく、華のある本種。
アーケードゲーム「ムシキング」ブーム時にブルマイスターを知ったという方も多いでしょう!
ツヤクワガタの中では飼育も簡単と言われ、入門種的な扱いをされることが多いですが、
一方で、幼虫が☆になりやすいという意見も散見されます。
幼虫が弱いというのはツヤクワガタ全般に言われることではあります。
我が家では3種(ブルマイスター、ベルシコロール、インターメディア)のツヤクワガタを育てた経験がありますが、
どういう時に幼虫が落ちてしまいやすいのか、逆にどう管理すれば落とさず飼育できるのかが少し見えてきたような気がします。
コツを掴んでからはほぼ全頭、死亡させることなく育てられるようになりました!
今回はツヤクワガタの幼虫飼育の中でも鍵になる、「マット交換」の方法について、私のやり方を共有させていただけたらと思います!!
正しくマット交換できれば幼虫時の死亡率をグンと下げることができますよ!
また、今回の記事は主にブルマイスターツヤクワガタを飼育される方に向けて書いていますが、
難関種はともかく、他の初心者向けのツヤクワガタ(ベルシコロール、インターメディアなど)にも応用できる内容ですので
まずはツヤクワガタ一般の基本的な管理を知りたいという方にも読んでいただけますと嬉しいです😊
では始めます!
インターメディアツヤクワガタの飼育について書いた過去記事はこちら!(今とは異なる意見が書いてありましたら悪しからずご容赦ください…🙏)
マット交換の大原則
まず、幼虫を落とさないために私が守っている3原則をお伝えします!
その「3原則」とは、
①産卵セット内で孵化した幼虫はある程度の大きさになるまでそのまま多頭管理する(すぐに個別管理に切り替えない)
②特に若齢幼虫には添加の多いマットを与えすぎない
③マットを全交換しない
です!
マット交換の原則①:産卵セット内で孵化した幼虫はある程度の大きさになるまでそのまま多頭管理する(すぐに個別管理に切り替えない)
まず、
①産卵セット内で孵化した幼虫はある程度の大きさになるまでそのまま多頭管理する(すぐに個別管理に切り替えない)
についてですが、
こちらは成虫ペアから卵を得た方向けの話になります。
なぜかは分かりませんが、卵から孵化したばかりの早い段階ですぐにプリンカップなどに幼虫を1匹ずつ分けて管理すると幼虫が弱って亡くなってしまうことがあります。
ある程度大きくなるまでは産卵セットに使ったケース内で、他の幼虫とみんないっしょに育ててあげた方が死亡率が少ないです。
ここで、「ある程度」という書き方をしましたが、個別管理に切り替えるタイミングは人それぞれだと思います。
私の経験上、3齢初期になるまで多頭飼いで育てれば個別管理に切り替えても安心できます。
ですが、もう少し早めに個別管理をして幼虫を大きく育てたいという方は2齢幼虫で取り出しても良いのかもしれません。(後述しますが、今回私がマット交換したのもブルマイスターの2齢です)
マット交換の原則②:特に若齢幼虫には添加の多いマットを与えすぎない
次に、
②特に若齢幼虫には添加の多いマットを与えすぎない
についてです。
ツヤクワガタの仲間は添加剤に弱いと言われていますので、これには私自身気を付けています。
特に初齢〜2齢初期といったまだサイズが小さい段階では無添加、与えるにしても弱添加のマットをおすすめします。
ただし、大型(特にオス)もしくは長歯の成虫を羽化させるにはツヤクワガタといえどある程度栄養の豊富なマットを与えるべきだという意見もあるような気がします。
そのようなマットを与える場合は3齢など、幼虫が大きくなったタイミングにするか、
添加の比較的少ないマットに混ぜて使用する、
もしくはマット交換の際、幼虫からなるべく離れたところに入れる(後述します)、
といった対策があると良いかと思います!
マット交換の原則③:マットを全交換しない
最後は、
③マットを全交換しない
についてです。
これは有名な話ですので聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ツヤクワガタの幼虫をマット交換する際は、元々食べていたマットをある程度残し、そこに新しいマットを継ぎ足すのがセオリーです。
ツヤクワガタの幼虫は周囲の環境にかなり依存していると言われています。(おそらくマット内に共生しているとされるバクテリアなどでしょうか)
マット交換の度に環境をガラッと急変させて幼虫にショックを与えないためにも、特にここには気をつけています。
マット交換の様子を写真で解説!
では、ここからは私がどのようにマット交換しているのかを写真付きで順を追って解説していきます!
今回の個体や容器サイズの詳細は以下の通りです。
幼虫:2齢幼虫(雌雄未判別)
容器サイズ変化:200ccプリンカップ(元々)→3Lボトル(新たに)
過去の交換実績:60ccプリンカップ→200ccプリンカップ※初齢時
私が今回マット交換した幼虫は、ショップにて元々60ccプリンカップ入りの初齢で入手したものです。
そこから200ccのプリンカップに移したのですが、加齢したのでより大きなボトルへ移動させることにしました。

幼虫のいる200ccプリンカップです。
同様の管理で他にもブルマイスターを複数個体飼育していますが、今回確認したところ、どの個体も無事、生きておりました😊
前回の交換(60ccプリンカップ→200ccプリンカップ)での負荷が小さかったのだと思います。一安心です…😌
幼虫の生存を確認したら体重を量ります。(マストではありませんのでこれはスキップしても大丈夫です)

次に、体重を量った幼虫を移動先のボトルへと入れます。
私の場合、ボトルの隅(角)の方へやっておきます。

そうしましたら、200ccのプリンカップに入っていた(幼虫が元々いた)マットを周りに優しくかぶせてあげます。
今回は元々のマットを全部入れました。

そして、新しいマットを上から継ぎ足します。
この段階では新しいマットが直接幼虫に触れないようにします。

さらにマットを入れて完成です。
今回は3Lあるボトルのうち、全てマットで満たすのではなく、2/3ほど(約2L)しかマットを入れていません。
さすがに3Lフルにマットを使ってしまうと元々のマットに対して新しいマットの量の割合が多くなり、
幼虫への負荷が大きくなってしまうのではないかと思い、この程度にとどめました。
それから、ツヤクワガタを育てる場合はマットを固詰めしないようにします。
どうもかたいマットを掘り進めるのもストレスになるとかで、上からフワッとかぶせるように入れるだけでOKです!(逆に楽ですよね笑)
また、先述しましたが、高添加のマットを使用する場合、ボトルの下層(幼虫の近く)ではなく、
この段階で入れると良いでしょう。
底面にいる幼虫から見て離れた上の層に入れることで、幼虫への刺激を極力少なくできるはずです。
この方法でいきますと、
ツヤクワガタの幼虫はその場にとどまってマットを食べる(居食い)習性がありますので、
まずはボトルの底面に陣取って中〜下層にある刺激の少ないマットを食べて育ち、
大きく、丈夫に成長した頃に上から落ちてきた栄養価の高いマットを食べて育つ、
という、成長段階に合わせて最適な餌を食べさせる仕組みが出来上がります(理論上は、ですが笑)。
まとめ&補足
ということで、今回はブルマイスターツヤクワガタの幼虫のマット交換の注意点・ポイントを私なりにお伝えしました!
色々とお話ししましたが、「ツヤクワガタの中では丈夫」と言われるブルマイスターといえど油断しないことが肝心だと個人的には思います。
具体的には、
マット交換の際に環境を急変させないこと-元々いたマットを極力残しておき、新しいマットの継ぎ足しにも細心の注意を払う(マットを入れる量、かたさ、添加剤による刺激など)
ということが大事になってくるでしょう。
ここで少しだけ補足もさせていただければと思います。
よく、ツヤクワガタの幼虫飼育ではマットの水分多めがいいよ、
なんて言われたりしますが、今回はそれほど意識しませんでした。
実際、今回はマット10Lに対して水400mLくらいの割合で混ぜました。これは加水量としては特別多くはないと思います。
私はネットでブルマイスターを上手に育てている方の発信をよく見ているのですが、
立派な長歯個体を羽化させている方のマットの写真を見るとあまり水分ベチャベチャな感じもしません。
ツヤクワガタは蛹になるタイミングで周囲のマットをかためて土繭を形成し、その中で蛹化、そして羽化するのですが、
どうもこの繭に含まれる水分が多すぎると窒息死の原因になりかねないそうです。
とはいえ私が写真でお見せしたような若齢幼虫と、もうすぐ蛹化を控えているような段階とでは多少育て方も違ってくるかもしれないので考察の余地があります。
最後になりますが、この記事で私がお伝えしたメソッドは他のブリーダーさんが実践していることも多いと思いますが、
反対に、全く違うやり方だということもあるかもしれません。
あくまでも私美琴のスタイルは数ある方法の1つだと捉えていただき、最終的にはご自身で最適な道を見つけられるのが良いのかもしれませんね!👍
ここまで読んでくださりありがとうございます(^^)
次回の記事もお楽しみに!
だすびだ〜にゃ⭐️



コメント