カブトムシ・クワガタの「後食」ってなに?

はじめてのカブト・クワガタ

みなさんこんにちは!美琴です✨

今回は、昆虫飼育を始めたての方は必ず出会うであろうキーワード、「後食」について解説します!

幼虫を育てて、初めて成虫を羽化させた方(おめでとうございます👏)

カブトムシ・クワガタの成虫ペアを揃えて繁殖を狙いたい方

には必見の内容となっておりますのでぜひ最後までご覧いただけますと幸いです!

後食の意味

後食は「こうしょく」と読みます。

後食とは、羽化した成虫が餌を食べ始めることを言います。

羽化したばかりのパプアキンイロクワガタ。大顎にまだ蛹の皮が付いている。

これを聞いて、「あれ?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

餌を「食べ始める」ってなんだ?と。

それなら餌を食べない時もあるのか、と。

そうなんです。

カブトムシにもクワガタにも言えることなのですが、羽化してしばらくの間は成虫は餌を食べないんですね。

それどころか、全然動かずにじっとしています。(元々あまり動かない虫たちではありますが…笑)

ここでいう「餌」とは自然下では主に樹液、飼育下ではゼリーや果物などが該当します。

この「何も食べない」期間は、外面こそ成虫らしくなっているものの、

消化器官など、身体の内側はおそらくフル回転していないのでしょうね。

パプアキンイロクワガタのメス。写真のように羽化したての個体はお腹が翅に収まっていない。

しかし、一定期間が経過すると成虫は活動を開始し、餌、住処、交尾相手などを求めて動き回るようになります。

飼育者であるみなさんは、この、活動が開始したタイミングで餌を与えましょう!

活動が始まるということはそのためのエネルギー源、つまり餌が必要になってくるということですので!

【重要!】活動開始はいつから?餌を与えるタイミング

ここまで読んで、

「あるタイミングから成虫が活動を始め、餌を食べ始めるのはわかった。では、その時ははいつなんだ?」

と思われた方に向けて、餌を与え始めるベストタイミングをお伝えします。

例えば、このようなサインがあれば活動開始したと判断して、餌を与えても良いでしょう。

・ケース内を活発に動き回る
・羽ばたく

特に大型種(ヘラクレスオオカブトなど)となると、ケース内を動き回ると大きな音がするのですぐ気づきます。

また、小型種であっても羽ばたく音は結構目立ちますから、十分に活動を開始していると見て餌を与えると良いでしょう。

※羽化したてで、活動開始前の段階からゼリー等を与えておくという手もありますが、時間とともに餌の質が悪くなってしまうので推奨しません。

でも、これらよりも個人的には分かりやすいサインがあります。(下に続きます)

活動開始を見極めるベストな方法

もっと良い方法として、

飼育ケースの底に敷き詰めたティッシュがボロボロになるのを確認する

というものがあります。

例えば最近、我が家では小型種のパプアキンイロクワガタが羽化しました。

オスでも小さいですので当面はプリンカップで管理しますが、

その際に霧吹きで湿らせたティッシュペーパー底に敷き詰めておくんですね。

※プリンカップの蓋には呼吸するための空気穴を事前に針で開けています。

虫たちの脚の爪は鋭いですので、活動を開始して動き回るとティッシュがボロボロに破れます

視覚的に分かりやすい方法ですね!

ただしこの方法、ティッシュが乾いていると虫が歩き回っても派手には破れませんので、

定期的に霧吹きでティッシュを湿らせておきましょう。

Amazon.co.jp: リス(RISU) 保存容器 使い捨て クリーンカップ 200ml クリア 10組入 200Bセット 直径10.1×高さ4.4cm 日本製 104766 : ホーム&キッチン
Amazon.co.jp: リス(RISU) 保存容器 使い捨て クリーンカップ 200ml クリア 10組入 200Bセット 直径10.1×高さ4.4cm 日本製 104766 : ホーム&キッチン

毎日観察しましょう(私の教訓)

ネットを調べると、

「〇〇という種は羽化後〇ヶ月で後食開始します」

なんて情報がすぐに出てきます。

だからといってご自身の虫にもそれが必ずしも当てはまると思い込んではいけません。

現に私がまだクワガタの飼育を始めたばかりの頃、大切に育てていたニジイロクワガタの幼虫が羽化したのですが、

「ニジイロクワガタは羽化後3ヶ月で後食開始する」

といった文言をネット上で見かけたんですね。

ニジイロクワガタ

私はその言葉を鵜呑みにしてしまい、3ヶ月経ってからゼリーを与えることにしました。

私は「当面は焦らなくても良いだろう」と慢心していたのですが、

実際にはうちのニジイロクワガタは小ぶりだったこともあるのか、3ヶ月経つ前に活動開始していたらしいのです。

「3ヶ月」というキーワードに気を取られ、「すぐにゼリーをあげないといけない」という事実に露程にも気づけなかったんですね。

結果、餓死してしまいました。

本当に、かわいそうなことをしました。

まあ、ネットリテラシーが低かった私が悪いのですが、やはり相手は生きもの。

個体差はあって当たり前です。

遺伝、管理温度、体の大きさ、性差、などなど…

そこにはあらゆる要因が絡んできます。生きものに「絶対」はありません

活動開始のタイミングに限らず、ペットの飼育にはしばしばネット上の一般論が通用しないことが起こり得ます

ですから、月並みですが毎日虫を観察してあげて変化に気づくことが何よりも大切だったりします

そして、ご自身で判断して、「そろそろ餌をあげたほうがいいかな」と感じたらぜひ、与えてみてあげてほしいです。

※大抵、大型種、大型個体ほど羽化から活動開始までの期間は長くなる傾向にあります。

まとめ

後食とは、活動開始したカブトムシやクワガタの成虫が餌を食べ始めることである、とお伝えしました。

その上で、

湿らせたティッシュの破れ具合をみて活動開始の判断が比較的簡単にできること、

活動開始には個体差があるため、一般論を鵜呑みにしすぎず、自分で観察してタイミングを捉えること

についても書かせていただきました。

後食は最初のうちは少し難しい概念かもしれませんが、

ここをしっかり見極められることで昆虫飼育のレベルが一つ上がるような気がしています!

この記事をぜひ参考にしていただき、楽しい虫ライフを送っていただけますと嬉しいです!

ここまで読んでくださりありがとうございます(^^)
次回の記事もお楽しみに!
だすびだ〜にゃ⭐️

コメント

タイトルとURLをコピーしました