カンタン♪ニジイロクワガタの産卵セットの組み方!

ニジイロクワガタ
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今回はニジイロクワガタの産卵セットの組み方をご紹介します!

飼育も難しくなく、外国産クワガタの入門種としての呼び声が高いニジイロクワガタ。

「まずは成虫を育てることはうまく行ったけど、そろそろブリードして卵や幼虫を得たいなあ」

と思っている方に向けて記事を書いていきますので、よろしくお願いいたします!

ペアリング

メスに産卵してもらうにあたって、まずはペアリングから始めます。

ペアリングといっても何も特別なことはなく、

同じケースにオスメス一緒に入れるだけです。

私の場合、そのまま5日〜1週間程度待ちます。

そのくらいの期間を置くことで、おそらく多くの場合、交尾が完了していると思います。

ここで、ある程度クワガタに詳しい方からすれば、

「顎縛りはしなくていいの?」

という疑問が浮かぶかもしれません。

顎縛りとは、

オスが大顎でメスを挟んで攻撃しないように、予め大顎を縛って固定すること

です。

ニジイロクワガタに関して言いますと、

本種は大変温厚な性格ですので、顎縛りをする必要は特にないと思っています。

少なくとも我が家ではオスがメスを攻撃したケースは一度も見たことがありません。

そういう点も、ニジイロクワガタが入門種だと言える所以なのだと思います。

産卵に必要になるもの(アイテム)

産卵セットを組む際、まず、以下の4つを用意しましょう。

同居ペアリングをしている期間に揃えちゃうのが良いかもしれませんね!

産卵1番(産卵用のマット)
コバエシャッター中(ケース)
昆虫ゼリー
ハスクチップ(転倒防止材)

ニジイロクワガタを産卵させる上でなぜこれらのアイテムが大事になってくるのか?

その理由を順にご説明します。

まずは産卵1番です。

産卵1番はフォーテックさんから発売されている産卵に特化したマットです。

微粒子・無添加なのが特徴です。

なぜこのマットが産卵に適しているのか?

これはあくまで私の考えですが、

粒子が細かく、添加剤が使用されていないことで、

生まれたての幼虫にもおそらく刺激が少なく、摂食・消化しやすいからだと思います。

私は産卵1番を使用することで毎回ニジイロクワガタの産卵が成功しているのですが、

母親(成虫メス)も孵化した幼虫が安全に育つ環境を理解して卵を産み落としているのだと思います。

ちなみにですが、産卵1番は他種の産卵においても本当に万能なマットです。

私にとってはクワガタ飼育になくてはならない必需品なんですね。

実際我が家では、

ギラファノコギリクワガタ
国産ノコギリクワガタ
国産ヒラタクワガタ
国産コクワガタ
パプアキンイロクワガタ
メタリフェルホソアカクワガタ

といった、

たくさんの国産・外国産の定番人気種でも経験上、高確率でたくさんの卵が得られています。

クワガタブリードの大変心強い味方ですのでぜひ、使ってみられてはいかがでしょうか。
※2026年10月現在、楽天・Amazonでは主に5Lの取り扱いになっていますので、2袋(10L)分購入されることをおすすめします。

…少し話が脱線しましたが、続いてコバエシャッター中についてです。

コバエシャッター中はニジイロクワガタの産卵セットにちょうど良い大きさだと思っています。

これよりも小さければ三次元的に広さが足りず産卵しにくいですし、産卵数にも期待できません。

逆に大きすぎるケースでも空間を持て余してしまう気がします。

コバエシャッター中を使うことで

最低限のスペースで、尚且つちょうど良い数の幼虫が生まれてくるので、私としては気に入っています。

また、重要なことに

ケース上部にフィルターが付いていますので、コバエが侵入してマット(産卵1番)で増殖してしまう…

という事態を文字通り、防ぎやすいです。

コバエの増殖を防ぐことは、クワガタ飼育者にとっておそらく最重要課題の1つではないでしょうか。

こういったサイズ感でコバエ侵入防止機能のあるケースは、

一般のホームセンターや100円均一ショップでは殆ど取り扱いがない(か、値段相応のクオリティ)ですので、

産卵1番と併せてこちらもセットで揃えられることを推奨します。

昆虫ゼリーについては、私は毎回こちらの、ブリードインセクトゼリー(65g)を使っています。

65gというのは結構な量ですので餌切れを起こしにくく、

頻繁に新しいゼリーを追加する手間が省けますので本当におすすめです。

ブリードインセクトゼリーにはいくつか種類がありますが、

産卵に必要になるタンパク質を優先的に補給させたい方は白色のゼリーを選ぶと良いと思います。

ただ、においが少々しますので、あまりにおいのキツくない赤色を私は使うことが多いです。

この他にも、タンパク質をしっかり与えられて、かつ、においもそこまできつくないものとして、

プロゼリー(16g)があります。

昆虫飼育の定番中の定番ですね。

最後に、ハスクチップですが、

これはメス親が転倒した時につかまって起き上がれるようにするものです。

甲虫のなかまはひっくり返った時、つかまるものがないと起き上がるのに体力を消耗し、

ゆくゆくは寿命や産卵の成功に影響が出ると考えられます。

メスにストレスを与えないためにもハスクチップを使用されることをおすすめします。

産卵セット作成の手順

続きまして、実際に産卵セットを組んでいきます。

まず、産卵1番に加水します。

基本的には、産卵1番10Lに対し約600mLの水を加えています。

加水しているところ。コバエシャッター中には産卵1番10Lがちょうど良い。

加水したらしっかり産卵1番を混ぜて全体に水分を行き渡らせます。

「手で強く握ってみてじんわり水がにじみ出るか出ないか」くらいの水分量だとOKです。

それでもまだマットが乾いていると感じたら少しずつ水を追加しましょう。

水分量が調整できたら、コバエシャッター中にマットを詰めていきます。

ここからはあくまで私なりのやり方になるのですが、

深い(ケースの底面に近い)ほど産卵1番をかたく詰め、

浅い(表面に近い)ほどやわらかく詰めるようにしています。

コバエシャッター中を側面から見た写真

底に近い方から、

かたい・ふつう・やわらかい

と、3層作っています。

かたさに勾配をつけることで

マット表面はやわらかくて潜りやすく、

下に行くほど段階的にかたくなっていくので産卵時に好みのかたさを選べるようにしています。
(経験上クワガタはケース底面の一番かたい層に産卵する確率が最も高いですが)

最後に、産卵1番の表面に

ゼリー
ハスクチップ
ペアリング済みのメス

を入れ、

フタを閉めて完成です。

写真では角材も転倒防止用に入れてありますが、おすすめです。

また、私の場合は確実に交尾させるため、

念には念をと、オスも産卵セットに入れておきました。

オスを産卵セットに同居させるかは任意でOKです。

幼虫割り出し

約1ヶ月半、待ちました。

ケース側面に幼虫が見えますね。

産卵セットを崩し、幼虫を割り出すと…

幼虫13頭、卵1個が取れました!

20頭くらい幼虫が取れるかなと思っていたので予想よりは少なかったですが、

飼育するにはちょうど良い数です!

繁殖にも差し支えないかなと思います!

このように、アイテムを揃えて適切な手順を踏めば簡単にニジイロクワガタを産卵させられますので、

みなさまも是非チャレンジしてみてください!

生まれた幼虫たちが一斉に羽化し、エメラルドグリーンの成虫がたくさん出てくる日はサイコーですよ!

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